素材やパーツにこだわった自分たちサイズのリノベーション

神奈川県川崎市    西本邸

築33年、南向きの斜面に建つメゾネットタイプのマンションをリノベーションした西本黄菜さん。設計を担当したのは一級建築士のご主人と、ご主人の大学時代の友人でリノベーション会社BACON代表の寺崎卓朗さんだ。
「子育て環境の充実と駅に近い立地からこのマンションに決めました。南面の窓から入る光と風が奥まで届くように、ひとつながりの空間を意識して設計しています。最小限の収納を設けた以外は、ほぼ個室はなく、子どもたちの成長に合わせて使い方を変えていける間取りを考えました。白を基調とした空間をベースに、無垢フローリング、モザイクタイル、真鍮の把手など、好みの素材やパーツを一つひとつ吟味していく作業が楽しかったです。キッチンの飾り棚など、ずっと憧れていたインテリアも叶い、自分たちらしい“ちょうど良い家”になりました」(西本さん)

2階LDKに南面から光が差し込む。壁付けだったキッチンは間取りの中央に配置した。照明はMADE BY HAND、テーブルとイスはMOMO naturalで購入。

キッチン背面にタモ材で飾り棚を造作。

キッチン背面にタモ材で飾り棚を造作。

キッチンタイルはニッタイ工業のアートモザイクコレクションからアートホワイトを選んだ。

キッチンタイルはニッタイ工業のアートモザイクコレクションからアートホワイトを選んだ。

2人のお子さまのスペースもリビングに設けた。

2人のお子さまのスペースもリビングに設けた。

 

居住者構成 夫婦+子ども2人
建物形態 鉄筋コンクリート造地上8階建て
(1、2階部分)
専有面積 83.16m²
設計期間 3ヶ月
工事期間 2.5ヶ月
既存竣工 1983年
竣工 2016年


設計・施工/株式会社BACON
TEL    03・6447・4430
MAIL    info@bacon-egg.co.jp
bacon-egg.co.jp

 


 
takeshi nagahashi